今回は、新潟が誇る魚介類のお取り寄せグルメの中から、人気商品を3点紹介します。新潟は美味しい魚介類や水産加工品が大変豊富です。新鮮さと風味が魅力の逸品から伝統技法を駆使した味わいまで、自宅に居ながら手軽に楽しめます。ぜひ参考にしていただき、お気に入りの一品を見つけてください。
サーモン塩辛
ひとつめに紹介するのは、株式会社三幸の「サーモン塩辛」です。
一度食べ始めると、ご飯やお酒が止まらなくなる絶品です。「塩辛と言えばイカじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、累計販売数140万本を超えていることがおいしさの証明です。サーモン塩辛の美味しさには4つの秘密があります。
こだわりの厳選された塩麹を使用
米の粒が際立つ、国産の米麹を糖化させた「塩麹」を使用しています。熟成の力で素材のおいしさを引き出します。
脂ののったアトランティックサーモンの希少部位ハラスを利用
脂乗りのよいアトランティックサーモンの中でも、とくに脂の乗った腹の希少部位「ハラス」のみを使用しています。柔らかくとろける食感と深い旨味が特徴です。
熟練職人が丹念に仕込み、4日間熟成
熟練職人が手作業でサーモンと塩麹を混ぜ合わせます。4日間冷蔵庫で熟成させることで塩麹がサーモンの旨味を最大限に引き出します。ここでも職人の経験と技術が決めてです。
味に奥行きと食感をプラスする国産塩イクラを加えて、更に1日熟成
最後に国産塩いくらを加えて、1日追熟します。見た目も豪華に、味の奥行きを深めます。
ここまでの手間ひまをかけて、ようやくサーモン塩辛が完成するのです。おすすめの食べ方は、やはりホカホカご飯にのせて刻み海苔をかける海鮮丼風です。トロリとした食感と濃厚なサーモンの旨味、脂の甘さがご飯とよく合います。箸が止まらなくなることでしょう。
他に手巻き寿司の具に利用しても、とてもおいしくいただけます。またサーモン塩辛に生クリームと塩コショウで加熱、茹でたてパスタと和えると絶品のクリームパスタにも変身します。
アレンジレシピも楽しいです。サーモン塩辛には2個セットと3個セットがあり、どちらも化粧箱に入れて届くので、お中元やお歳暮などギフトにも、とてもおすすめです。
南蛮エビ
ふたつめに紹介するのは「南蛮エビ」です。
一般的には「甘エビ」と呼ばれていますが、正式名称は「ホッコクアカエビ」といいます。しかし新潟では、その鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから「南蛮エビ」と呼ばれているのです。
新潟の南蛮エビは、身の太さとプリプリの食感、そして濃厚かつ上品な甘みがあります。理由は河川から海に流れる水です。冬に積もった雪が溶け、土壌に蓄えられた栄養分をたっぷり含んだ水が海に注がれることで、南蛮エビが太くおいしくなるのです。
そんな新潟の南蛮エビをストレートに味わいたいなら、やはりお刺身ではないでしょうか。お取り寄せでも、鮮度抜群のままの南蛮エビが自宅で味わえます。お取り寄せできるのは、新潟県の南蛮エビ2大産地である佐渡産と糸魚川産です。
まず佐渡産の南蛮エビは、昔ながらのエビ籠漁法を使用し、魚体を傷つけることなく生きたまま丁寧に捕獲しています。そのエビを特殊な「3D凍結機」を使い冷凍することで、水揚げ後の美しい赤色やおいしさをそのままとどけることが可能になったのです。
いっぽう、糸魚川産の南蛮エビは一般的な底引き網漁法で漁獲しています。漁港から15分ほどと、非常に近い場所で漁ができるので、より新鮮な南蛮エビを水揚げし、急速冷凍することが可能です。
佐渡産と糸魚川産、両方お取り寄せして食べ比べるのも楽しいでしょう。ぜひ、新潟の銘酒と合わせて食べてみてください。より南蛮エビの旨味を引き出すことでしょう。お刺身を食べ終えて残った頭は、味噌汁の具や素揚げして食べるのがおすすめです。
うなぎの蒲焼
最後、3つめはうなぎの蒲焼です。
ご存知のように、うなぎは栄養の宝庫といわれています。高タンパク高ビタミン、さらにミネラルも豊富と、おいしいだけではなく滋養強壮効果に大変優れています。新潟のお取り寄せグルメでは、名店で焼かれたうなぎの蒲焼が手軽に味わえます。
おすすめは「百年料亭宇喜世(うきよ)」の「国産うなぎの蒲焼」です。ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の中で「専門家が選んだうなぎ12選」にも選ばれました。「宇喜世」は、地元の人たちが特別な日の会食や結婚式で使うことの多い名店です。
「百年料亭」とあるように、江戸時代から続く長い歴史があります。その長い歴史で受け継がれてきた調理法は、大き目のうなぎを使い、炭火で素焼き後に蒸してから、さらに焼き上げる関東風です。完成した蒲焼は、箸で簡単に切れ、とろけるようなやわらかさに焼き上がります。
料理人が継ぎ足し続けてきたタレは、薄口に仕上げています。脂もあっさりしているので、白焼き好きな方にも好まれるそうです。また「うなぎをもっと気軽に食べたい」とお考えの方に、おすすめなのが一正蒲鉾株式会社の「うな次郎」です。
うなぎの蒲焼風かまぼこを、魚のすり身から作りました。製造している一正蒲鉾は新潟が誇る水産練製品メーカーです。その高い技術力で、すり身をうなぎの身・皮にあたる部分に分けて成型、白焼きした後、たれ掛けと焼きを繰り返し焼き上げました。
そこまでこだわって作ることで、うなぎの蒲焼の見た目、味や香ばしさまでを再現したのです。たしかにご飯の上にのせてみると、パッと見た感じは、うな丼にしか見えません。皮の再現率もホンモノそっくりです。
食べると口に広がる濃厚なタレと相まって、蒲焼を食べていると勘違いしてしまいそうです。もちろん、うなぎと同じ味とはいいませんが、おいしさはホンモノです。
また「うな次郎」はパンとも相性がよく、サンドイッチやホットドッグなど、ホンモノのうなぎでは、難しいアレンジレシピが楽しめます。
まとめ
濃厚な旨味が広がる「サーモン塩辛」、ぷりぷり食感と甘みの「南蛮エビ」、栄養の宝庫「うなぎの蒲焼」の3点を紹介しました。新潟といえば米や酒のイメージが強いと思われがちですが、実はおいしい魚介類も大変豊富です。県内には総計635キロメートルもの長い海岸線があります。また大きな河川も多く、大量の雪解け水が土壌の豊富な栄養を海に注ぎ込み、魚介類の餌となるプランクトンを育てるのです。今回紹介した商品も、そんな海の恵みを受けた新鮮な魚介類を使った逸品たちです。どれもその味わいにこだわりを感じること間違いありません。素材の持ち味を最大限に引き出す調理法や、伝統の技術が息づいています。地元の職人たちが真心込めて仕上げる商品は、贈り物や自宅用にぴったりです。新潟の海の幸を通じて、ひとときの贅沢を味わってみてください。